羊山公園

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芝桜の丘

「羊山公園」は埼玉県秩父市大宮にある一面に芝桜が植えられている「芝桜の丘」として知られている公園です。
毎年4月上旬から5月上旬には多くの観光客で賑わいます。
「羊山公園」は武甲山から北に尾根状に伸びている丘陵地にあります。
西に秩父市街地を、南に武甲山の雄大な姿を望めます。
公園中央部から北に「見晴らしの丘」南に「芝桜の丘」とブロックでふたつにわけられています。
「芝桜の丘」には約40万株の芝桜が植えられていて、シーズンには一面がピンクと白に塗り分けられています。
芝桜は2000年から植えはじめられていてそれ以降も知名度が増して観光客も多く訪れるようになりました。

名前の由来

「羊山」の名前の由来としては、戦前に県の綿羊種畜場が設けられていたことによります。
丘の西には「ふれあい牧場」が設けられていて多くの羊も飼われています。

桜の名所

「羊山公園」は秩父の桜の名所としても知られていて、長年市民のいこいの場として親しまれています。
桜の花の種類としては「ソメイヨシノ」や「八重桜」などが咲いて、山麓には「牧水の滝」という秩父を愛した歌人若山牧水の歌碑もあり、初夏には花菖蒲なども咲きます。

資料館

羊山公園内には「武甲山資料館」や棟方志功などの作品を集めた「やまとあおーとみゅーじあむ」などの施設があり、自然散策ができるように施設設備がされています。

美しい風景

公園の中央部には人が列をなしている姿が谷になっています。
手前と奥方面がなだらかな傾斜になっているので立体的に花の風景を見ることができます。
「芝桜の丘」では天候に恵まれると秩父のシンボル武甲山(1,304m)をバックに美しい風景を見ることができます。
公園内には観覧用のベンチや芝生の広場もあってゆっくりと思い思いのスタイルで芝桜を鑑賞できるようになっています。
芝桜の人気のシーズンとしてはゴールデンウィークころにピークを迎えますので公園内は混雑することが多いです。

武甲山

「芝桜の丘」から見える「武甲山」は埼玉県秩父市の秩父市と横瀬町の境界に位置している山です。
秩父盆地の南側にあって、標高1,304mあります。
日本2百名山のひとつとして数えられています。
山の名の由来として日本武尊がみずからの甲(かぶと)をこの山の岩室に奉納したという言伝えがあります。
石灰質の山特有の山野草が豊富で、石灰石採掘により北側斜面は植生がほとんど見られず、北から見ると白っぽく見えています。
羊山公園からすこし町のほうへと足を伸ばすと秩父銘仙に関する資料の展示や染め・織り体験など織りもの製品の展示販売を行なっている「ちちぶ銘仙館」など秩父を感じる施設があります。

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所在地マップ

【所在地】埼玉県秩父市大宮6267

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