秋葉原電気街 人気の観光旅行スポットや名所を都道府県別に紹介

秋葉原電気街

秋葉原は東京千代田区の秋葉原駅周辺と外神田・神田佐久間町および台東区秋葉原周辺を示す地域名です。
当初はジャンク品とそこから発展した家電量販店が中心の町でした。
高度経済成長を経て音楽ブームを背景としてレコードやCDなどを取り扱う専門店が軒を並べています。
その後電子ブームの到来とともにゲームショップが人気を得てきました。
最近では都市開発によって秋葉原駅を中心に多くの複合ビルも建設されて訪れる年齢層や客層もさまざまになってきています。

歴史

秋葉原の歴史としては、德川家康入国後に神田川が現在の流路を通るように開削されました。
そのため川沿いに材木商が集まって神田佐久間町ができました。
ほかの大部分としては大名屋敷や旗本屋敷などで占められていました。

地名

秋葉原の地名としては1869年（明治2年）に12月の大火を植えてできた火除地い明治天皇の勅命で現在のJR秋葉原駅坑内に勧請された「鎮火社」が1870年に秋葉原となりました。
火防（ひぶせ）の神「秋葉原大権現」として「秋葉原」「秋葉の原」「秋葉っ原」と呼んで現在の地名ができたということです。

世界有数の電気街

秋葉原は世界有数の電気街として有名で、日本全国からはもとより世界各国から観光客が訪れています。
電気量販店がひしめきあっていて「家電品が安く買える」という意味ではバブル崩壊後の不景気による節約志向や郊外に店を構える大型量販店のために1990年代から次第に衰退の方向にあります。

総合家電量販店

家電製品ではとりわけテレビや洗濯機などの白物家電は秋葉原が長くとり扱っていて販売面でも国内の最先端地でした。
秋葉原から発祥して後に総合家電量販店として一時代を築いた店舗でも最初は業者などを相手にしていた小売、卸売業からスタートしている場合が多いです。
全盛期の1960年代から1970年代にかけてテレビ・冷蔵庫・洗濯機・オーディオ機器などが一般に大量普及していく過程で多くの店が現在の家電量販店に転換していったのでした。

アマチュア無線

アマチュア無線なども大きなブームとなって1980年代までは中央通り沿いなどを中心に多くの量販店がりました。
かつては「無線のメッカ」といえば巣鴨でしたが、時代の変化とともに秋葉原に移転しています。
また、交通博物館が近隣に存在することから「鉄道模型型」は秋葉原界隈で古くから取り扱っている店舗も多いです。
近年は新規メーカーの参入や車両形式ごとの作り分けなどで製品のバリエーションが著しく増大しています。

メーカー直営から専門店まで

コンピューターが多く使われるようになると、メーカー直営から専門店まで幅広い店が軒を連ねるようになりました。
当時より無線機器やそのパーツ類などを扱っていた商店も趣味の電子機器として個人向けコンピューター製品を取り扱うようになったのです。

【所在地】東京都千代田区外神田