善光寺
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国宝善光寺
善光寺(ぜんこうじ)は、長野県長野市元善町にある無宗派の単立寺院で、山号は「定額山」(じょうがくさん)といい、山内にある天台宗の「大勧進」と25院、浄土宗の「大本願」と14坊によって護持・運営されています。
今から約1,400年もの昔に建立されたと伝えられる国宝善光寺は、一宗一派にこだわることなく、すべての人に極楽浄土を約束する寺として有名です。
長野駅から善光寺に至るエリアは、お散歩におすすめでショッピングなども楽しめます。
「大勧進」の住職は「貫主」と呼ばれ、天台宗の名刹から推挙された僧侶が務めています。
「大本願」は、大寺院としては珍しい尼寺で、住職は「善光寺上人」と呼ばれ、門跡寺院ではないが代々公家出身者から住職を迎えています。
善光寺の特徴
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善光寺の特徴として、日本において仏教が諸宗派に分かれる以前からの寺院であることから、宗派の別なく宿願が可能な霊場と位置づけられています。
女人禁制があった旧来の仏教の中では稀な女性の救済(女人救済)があげらます。
三国渡来の絶対秘仏の霊像と伝承される丈一尺五寸の本尊・一光三尊阿弥陀如来像が本堂「瑠璃壇」厨子内に安置されています。
その姿は寺の住職ですら目にすることはできないとされ、朝の勤行や正午に行なわれる法要などの限られた時間に金色に彩られた瑠璃壇の戸張が上がり、瑠璃壇と厨子までを拝することが通例とされています。
大本願は善光寺山内浄土宗の本坊で、大勧進とともに善光寺の仏事を執り行います。
尼公上人が住職としてお住まいです。
本殿の本誓殿を中心に、光明閣、奥書院、文殊堂などがあり、宝物殿には雲慶作の広目天王像や歴代皇室の御遺品など多数の名宝が展示されています。
現本堂
現本堂は宝永4年(1707年)の再建されたもので、高さ約27メートル、間口約24メートル、奥行約53メートルで、国宝に指定されている木造建築の中で3番目に大きいといわれています。
「撞木(しゅもく)造り」という善光寺独特の構造を持ち、大勢の参詣者が一晩の「お籠もり」をした習慣を今に伝えています。
善光寺は宗派の別なく人々を救済する名刹として平安の昔より全国に知られる存在でした。
檜の樹皮を用いて施工する檜皮葺(ひわだぶき)撞木造りの屋根が特徴です。
周辺の観光
善光寺周辺には、本堂を中心に多くの国宝や重要文化財が点在しています。
周辺には団体OKの宿坊もあり、宿坊の住職さんが善光寺を案内してくれることもあり、はじめて善光寺参りの方にこそ、宿坊体験はおすすめです。
付近の観光では、苅萱山西光寺中世の説経節や能で知られる苅萱(かるかや)上人・石童丸ゆかりの古刹で、境内に親子にまつわる碑や像があるほか、本堂では住職夫人が親子の悲話を絵解き(神仏の縁起などを絵を用いて説明する伝統芸能)で紹介してくれます。
「裾花峡天然温泉 うるおい館」は長野市街地の西側、裾花河畔に建つ静かな温泉宿。
裾花川に面した2つの大露天風呂「流泉の湯」「白岩の湯」はいずれも広々で、ナトリウム・塩化物温泉と含硫黄・ナトリウム・炭酸水素塩・硫酸塩冷鉱泉の2つの源泉を満喫でき予約制の家族風呂、福祉風呂もあり、韓国式サウナ、韓国式あかすりボディケアも充実。
源泉で練った千寿不老そばが名物のレストランと、ベーカリーも好評です。
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所在地マップ
【所在地】長野県長野市元善町491
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