下呂温泉
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日本三名泉
下呂温泉(げろおんせん)は、岐阜県下呂市(旧飛騨国益田郡)にある温泉で、林羅山が有馬温泉・草津温泉とともに、日本三名泉に数えた(ただし、当時は下呂ではなく湯島と表記)ことから「日本三名泉」と称されています。
下呂駅から飛騨川(益田川)沿いを中心に旅館・ホテルが林立していて、道路が狭く、自動車の通行量が多い場所も有り、下駄履き・浴衣がけで散策するにはあまり向かない所もあります。
延喜年間から天暦年間の頃に、現在の温泉地から離れた場所である、湯ヶ峰(1,067m)の山頂付近に温泉が湧出したのがはじまりである。
1265年(文永2年)に山頂からの湧出は止まったが、現在の温泉地である飛騨川の河原に湧出しているところを発見されました。
このことは開湯伝説における白鷺伝説として伝わるります。
温泉地は飛騨川の氾濫の度に壊滅的な被害を受けてきたが、その度に復興してきました。
下呂温泉の付近には美濃国の菅田駅と飛騨国大野郡の伴有駅(上留駅)がありました。
しかし、この2つの駅間は遠い上に道も険しかったため、間に駅を新たに置くこととなり、下留駅(しものとまりえき)を置いた。
やがて、下留(げる)と読むようになったということです。
下呂温泉のシンボル
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下呂市街を突っ切るように流れる益田川の河原に、下呂温泉のシンボルとも呼べる噴泉池と言う露天風呂があります。
脱衣所・風呂を仕切る壁もなく、混浴であり、入浴は無料となっています。
利用にあたっては、2010年(平成22年)2月1日から男女とも水着の着用が義務付けられています。
足湯
温泉街にはたくさんの足湯があります。
下呂温泉街に最も早く誕生したヒノキ造りの足湯。
「鷺の足湯」は、屋根もあるので日差しを避けながら足湯を楽しめ、道向かいには「下呂発温泉博物館」があります。
旅館「雅亭」の前にある足湯で、周囲にはカエルのオブジェがあり、楽しく足湯に入れる「雅の足湯」があります。
「足湯の里 ゆあみ屋」の前にある足湯は、半円形の大きな湯船で、隣には温泉玉子をセルフでゆでるコーナーもあります。
旅館「水鳳園」入り口にある足湯で、「下留磨の足湯」は2007年に作られた足湯で、下呂温泉ではなく、遠赤外線効果による様々な効能のあるゲルマニウム鉱石を利用した足湯です。
春から秋にかけて開催される「いでゆ朝市」会場のすぐ近くにあります。
「田の神の足湯」は2009年4月に下呂市役所近くの公園内にできた足湯で、足湯のすぐ近くには噴泉塔があり、手湯を楽しむこともできます。
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所在地マップ
【所在地】岐阜県下呂市幸田1390
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