伊豆温泉

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アルカリ性単純温泉

伊豆長岡温泉(いずながおかおんせん)は、静岡県伊豆の国市(旧伊豆長岡町、旧国伊豆国)にある温泉です。
泉質はアルカリ性単純温泉で、30数本の源泉から60~70℃の温泉が供給されています。
泉質保護を目的とした温泉集中管理組合を先駆的に導入した温泉地でもあり、温泉街は源氏山を挟んで西側の長岡地区、東側の古奈地区に分かれます。
昔は別々の温泉名で呼ばれていたが、現在は両地区を合わせて「伊豆長岡温泉」と呼ばれています。

温泉街

古奈地区の開湯は、約1300年前とされており「伊豆山の走り湯」、「修善寺」と並び伊豆三古湯と呼ばれております。
長岡地区は比較的新しく明治末期に開湯されました。
伊豆長岡の温泉は、弱アルカリ性単純泉で、無色無臭でお湯に入ると少しヌルッとした感じがします。
低刺激の温泉なので赤ちゃんの温泉デビューにも安心です。
弱アルカリ性単純泉は、角質を柔らかくし、お肌をツルツルにします。
温泉で「美肌美人」になった後は、伊豆長岡温泉の町を散策がおすすめです。
伊豆長岡温泉は長岡温泉と古奈温泉が合併してできたたものです。
古奈地区の開湯は約1300年前とされ、吾妻鏡にも登場し、源頼朝も入浴したとされます。
長岡地区の開湯は明治時代に入ってからで、田端温泉や多聞温泉などいくつかの温泉が合併して、長岡温泉と成りました。
大正時代から戦前にかけて、後藤新平や平沼騏一郎、宇垣一成などの政官界要人が別荘を構えていました。
伊豆長岡温泉は、沼津にほど近い中伊豆に位置します。
新東名・伊豆縦貫道などが整備されて首都圏・名古屋からのアクセスも大変便利になっております。
周辺にはフルーツ農園やプレイスポットも多く、ご家族でのご旅行にもおすすめ。

温泉ブームで大きく発展

高度経済成長期、温泉ブームもあいまって伊豆長岡温泉も大きく発展しました。
伊豆長岡温泉を訪れるお客様が増えるのに伴い、源泉井戸も130ヶ所をこえる数となり揚湯量も増えて行きました。
その結果、昭和40年代に温泉の枯渇が危惧されるようになりました。
「温泉地で温泉が出なくなる」というのは大問題です。
温泉は、「地域の財産」・「日本の財産」です。
そこで、伊豆長岡は町を挙げて温泉存続の問題に取り組み、昭和52年に温泉集中管理を導入いたしました。
導入後は、温泉資源を有効に活用することにより現在も安定した揚湯が行われております。

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所在地マップ

【所在地】静岡県伊東市八幡野

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