神の子池
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エメラルドブルーの水面
北海道の摩周湖の北東には「神の子池」という水面がエメラルドブルーに見える湖があり、神秘的な雰囲気を漂わせて、見る人を魅了します。
天候による場合もありますが、このエメラルドブルーの色は水酸化銅が影響しており、水の透明度が高いので池に沈んでいる倒木もはっきりと見えるということです。
神の子池の水源は摩周湖からのものではなく、外輪山への降水が伏流水となって水源になっています。
北海道1115号摩周湖斜里線を根室管内中標津町方面にすすむと途中に神の子池の看板があり、最近は観光スポツトとして取り上げられることが多くなって駐車場や簡易トイレも設置されています。
「神の子」の由来
「神の子」の名前の由来としては、摩周湖のカムイトー(神の湖)からできているといわれます。
摩周湖にたくさんの雪どけ水が流れ込む時期がきても水位が変わらないのは、摩周湖の周辺に神の子池などの伏流水を湧き出させているためです。
伏流水の量としても一日に12,000tも湧き出している、周囲220m・水深5mの小さな池です。
神秘的な色合い
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湖の色についてはさまざまな表現をする人が多く、早春の頃周りが緑色にならない頃にいくと、神の子池の神秘的な色合いが引き立って見えるという人もいます。
「水の中の倒木はなぜ腐らないのだろう」と考える人も多いです。
しかし、パワースポットとして見る場合には、見る角度を変えても、しばらく同じ場所に佇んでいても少しずつ色の変わりゆく場面に出会えるということです。
もし神の子池のを写真に収めようと思うと、少しでも風のない日を選ぶといいでしょう。
風があると水面が波打ってしまうので、あの不思議な色合いのエメラルド色は反射して遮られてしまいます。
凍らない湖
神の子池は冬場は車でも通行ができないようになる場合もありますが、池の中は水が湧き出しているので冬場でも凍ることがありません。
神の子池の林道入口からかんじきやスノーシューに履き替えて移動すると冬の神の子池を見ることができます。
オショロコマ
神の子池にはオショロコマというサケ科の魚が泳いでおり、カラフトイワナとも呼び、イワナなどと比べると寒冷気候に適応した魚で、日本では北海道のみに分布します。
日本に生息するオショロコマはほとんどが河川残留型で、背部に白色の斑点があります。
以外なことに釣りの対象としては人気がないので、あまり美味しい魚とはいえないようです。
体調は20cmくらいでマスを食べてしまうので害魚として駆除されたこともあるといいます。
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所在地マップ
【所在地】北海道斜里郡清里町
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