白兎海岸 人気の観光旅行スポットや名所を都道府県別に紹介

概要

白兎海岸は、昔隠岐の島に流されたうさぎがワニザメをだまして気多の崎まで渡ろうとしたが、だまされたことに気がついたワニザメに皮をむかれて苦しんでいる時に、大国主命が通りかかり「真水で身体を洗い、ガマの穂にくるまっていなさい」と言われ完治したという神話「因幡の白うさぎ」の舞台といわれています。
神話にあるようにワニザメの背中に似た岩礁があるこの海岸は白い砂浜が弓なりに連なっており、とても美しい海岸です。

道の駅　神話の里白うさぎ

「道の駅　神話の里白うさぎ」は地元の地酒や特産品などお土産を選ぶにも品ぞろえが豊富です。
また、観光パンフレット、休憩場所が充実しており、ドライブの休憩所にはぴったりです。
また、駅舎の2階にある展望広場からは日本海が一望でき、美しい夕日や漁り火などの景色を眺めることが出来ます。
２階のレストランでは、日本海を180度見渡すことができます。
大きないけすもあり、鳥取の海の幸を存分に味わうことが出来ます。

白兎神社

白兎神社（はくとじんじゃ）は、鳥取県鳥取市に所在する神社で、白兔神を主祭神とし、保食神を配祀します。
説話の内容から皮膚病に霊験のある神として、また、大国主と八上姫神との婚姻を取り持ったことから特定の人との縁結びの神としてかなわぬ恋をかなえ、特定の人との親交をより深めると信仰されています。
遠国の人もこの兎に願えば早く国に帰れるといい、また医療の神様でもります。
かつて、兎の宮、大兎大明神、白兔大明神とも呼ばれ、戦乱で消失し、鹿野城主だった亀井茲矩により慶長年間に再興されたものです。
鎮座地は身干山と呼ばれる丘で、因幡の白兎が身を乾かした山と伝えられています。
境内には、白兎が体を洗った御身洗池があり、御身洗池は旱天・豪雨のときでも水位の増減がないとされ「不増不減の池」とも呼ばれています。
本殿の土台には28弁の菊の紋章が彫刻された菊座石が使われており、当社の創建に皇室の何らかの関わりがあるのではと言われています。
境内ではなく、兎が体を洗ったと言う池ガマ、近くには国道9号を挟んで白兎海岸が広がり、沖には白兎がいたとされる淤岐島（隠岐の島）があります。
現在、神社鳥居の横に道の駅「神話の里　白うさぎ」があり、観光客で賑わいを見せています。
内陸の山間部の八頭町には3つの白兎神社が祀られています。
1999年（平成11年）、旧船岡町出身の石破洋元島根県立女子短期大学（現島根県立大学）教授の研究発表や翌年の「イナバノシロウサギの総合研究」発刊により、この八上の白兎と天照大神伝承、それに関連すると思われる瀬織津姫祭祀、および白兎神社が脚光を浴びるようになりました。
現在、地元では、この白兎伝承を顕彰化するさまざまな動きが活発になり、かつての八上郡(鳥取県)の中心地、因幡の山間の八頭町には3つの白兎神社があるが、その地には天照大神が行幸の際、白兎が現れて天照大神に行宮にふさわしい場所（現霊石山の伊勢ヶ平（いせがなる）まで案内したという伝承が地元の青龍寺（城光寺縁起）、慈住寺（慈住寺記録）に記されています。

【所在地】鳥取県鳥取市白兎