古宇利大橋
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沖縄版アダムとイヴ
沖縄県道247号古宇利屋我地線(おきなわけんどう247ごう こうりやがじせん)は、沖縄県国頭郡今帰仁村の古宇利島と名護市屋我地島の済井出(すむいで)とを結ぶ一般県道であり、路線の目的でありシンボルの古宇利大橋(こうりおおはし)があります。
古宇利島(こうりじま)は、沖縄本島北部にある屋我地島の北に位置し、今帰仁村に帰属する有人島で、離島ならではの美しい海や「沖縄版アダムとイヴ」と呼ばれる伝承があることで有名です。
地理的には、面積3.13km2、周囲7.9kmのほぼ円形の形をした隆起サンゴ礁の小島で、3~4段の海岸段丘で囲まれています。
神話
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古宇利島(こうりじま)には、伝説があって、古宇利島に空から男女二人の子供が降ってきたといいます。
彼らは全くの裸であり毎日天から落ちる餅を食べて幸福に暮らしていましたが、最初はそれに疑問を抱かなかったのです。
しかし、ある日餅が降らなくなったらどうしようという疑念を起こし、毎日少しずつ食べ残すようになりました。
ところが二人が貯えを始めたときから餅は降らなくなって、二人は天の月に向かい声を嗄らして歌ったが餅が二度と降ってくることはなかったです。
そこで二人は浜で生活するようになり、魚や貝を捕って生活と労働の苦しみを知り、ジュゴンの交尾を見て男女の違いを意識し恥部をクバの葉で隠すようになったといいます。
この二人の子孫が増え琉球人の祖となった、と云う神話があります。
重要な交通機関
古宇利大橋(こうりおおはし)は、古宇利島の重要な交通機関となっています。
かつては古宇利港と運天港との間に船便が通じていましたが、橋の開通と共に廃止されています。
2005年2月に古宇利大橋(1.96km)が完成し、名護市の屋我地島と橋で結ばれています。
行政上は今帰仁村に帰属しているが、屋我地島と今帰仁村本島側との間の架橋(ワルミ大橋)が開通するまでは、古宇利島から村役場のある仲宗根に向かう際、またこの島の中学生らが通学する際にも屋我地大橋を経由して迂回しなければならなかったということがありました。
周辺の観光
周辺の人気観光地として、「古宇利ビーチ」がありますが、古宇利島の入口にあるビーチで、遠浅で透明度が高く美しいビーチです。
シャワー室やトイレは古宇利ふれあい広場が利用できます。
「古宇利ふれあい広場」は、屋我地島から古宇利大橋を渡って左にある複合施設で、新鮮な島野菜やフルーツ、みやげが揃う物産センターをはじめ、海ブドウ丼やウニ丼が食べられる食事処「食と館」、パーラーも併設しています。
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所在地マップ
【所在地】沖縄県国頭郡今帰仁村字古宇利
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