猪苗代湖
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日本で4番目に広い湖
福島県の 猪苗代湖(いなわしろこ)は会津若松市にある日本で4番目に広い湖です。
別名を天鏡湖といって、阿賀野川水系所属の1級河川の指定を受けています。
地理的には福島県のほぼ中央に位置しており、湖面が標高514mのところにある全国でも有数の標高の高い湖です。
湖にまつわる伝説
伝説では弘法大師がこの地を通りかかったきに、機を織っていた女に水を乞うと断られてしまったということです。
そこで別の村にいって米をといでいた翁という名前の女に米のとぎ汁を乞うと、快く飲ませてもらえたという話です。
その翌日には、磐梯山が噴火して、周囲の村52の村が湖底に沈んだという話ですが、このとき弘法大師に水を飲ませた翁の家だけ湖底には沈まず、島となったということで、それが翁島という伝説が会津地方に残されています。
翁島
翁島は猪苗代湖が満水のときには、島となって、渇水期には陸続きとなっています。
翁島の由来ではむかし老夫婦が長く住んでいたということでつけられたという話もあります。
現在では無人島になっています。
日本百景
猪苗代湖は福島県を代表する観光地です。
日本百景に選定されていて、マリンスポーツやキャンプなど年間を通して家族連れなどで賑わっていて、白鳥の平市としても知られています。
また、長浜を発着する遊覧船も運行されています。
雄大な自然の中をレイククルーズとして四季折々に変わる磐梯山の雄姿をくっきりと湖面に映し出している姿は、別名「天鏡湖」と呼ばれる猪苗代湖と裏磐梯高原の雄大で神秘的な桧原湖(ひばらこ)です。
猪苗代湖を遊覧するユニークな「かめ丸」と「はくちょう丸」がお子様にも人気です。
周辺観光の温泉地
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猪苗代湖周辺の温泉地として、「磐梯猪苗代はやま温泉」「川上温泉」「中ノ沢温泉」「横向温泉」「沼尻温泉」など点在しています。
磐梯猪苗代はやま温泉
「磐梯猪苗代はやま温泉」は源泉温度72.2度という高温の温泉でナトリウム塩化物泉と分析されています。
効能は一般的な神経痛・筋肉痛・冷え性・痔疾・慢性消化器病などに効果があります。
アフタースキーの楽しみとしてのリゾート化が進んでいます。
川上温泉
「川上温泉」はペンションや民宿のある小さな温泉場です。
ここから五色沼や桧原湖まで近く観光には便利な場所で、磐梯山系の温泉は比較的湯温が低いのが特徴でゆっくりと浸かって温まります。
効能としては単純泉で胃腸病や眼病・神経衰弱などです。
中ノ沢温泉
「中ノ沢温泉」は猪苗代町にある温泉の中でもっとも日本人の温泉街・湯の町としてのイメージに近いものがあります。
泉質は酸性含硫黄泉で源泉からの山の傾斜に任せて引く湯されていて、沼尻高山が全盛の頃から湯治場として人気がありました。
横向き温泉
横向き温泉は安達太良連峰の北側にある鬼面山の北から湧出する温泉です。
磐梯吾妻スカイラインの入口で、土湯峠の手前のブナや白樺の原生林に囲まれた谷合いのひっそりとしたところにあります。
秘湯の雰囲気があって、効能としては女性の病気に効果があって、「子宝の湯」として親しまれています。
沼尻温泉
「沼尻温泉」は「白糸の滝」の上流で沼尻鉱山跡から湧出している温泉です。
以前は源泉近くに湯小屋を建てて湯治客を宿泊させていました。
しかし、沼尻鉱山の採掘で危険となったので、大正10年に現在の場所へと移転したということです。
泉質は白濁で酸性含硫黄泉です。
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所在地マップ
【所在地】福島県
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