五色沼
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大小数十の湖畔群
五色沼(ごしきぬま)は磐梯山の裏磐梯にある地域にある大小数十の湖畔群のことです。
緑・赤・青などさまざまな沼が点在し、磐梯朝日国立公園に指定されています。
裏磐梯は福島県北部にある磐梯山、安達太良山、吾妻山に囲まれた標高約800mにあります。
明治21年に会津磐梯山が噴火して生まれたのが磐梯高原で、標高約800m前後の高原だいちにある磐梯山は、山岳・高原・湿原・渓谷・湖沼・草原・温泉・森林など美しい景観に恵まれています。
磐梯山の麓にある裏磐梯には、五色沼が存在しています。
ほかにも桧原湖・秋元湖・小野川湖畔・雄国沼など磐梯山の明治の噴火でできた大小300を超すといわれる湖畔が多いです。
五色沼湖群
五色沼は正式には、五色沼湖群とよばれていて、毘沙門沼・赤沼・みどろ沼・弁天沼・瑠璃沼・青沼などのいくつかの沼で構成されています。
毘沙門沼
毘沙門沼は青緑色に光る五色沼最大の沼で、磐梯山の荒々しい火口壁が目に飛び込んできます。
これは裏磐梯を代表する景観のひとつでボートに乗って多くの観光客で賑わいます。
赤沼
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また、赤沼という沼はアシの根元に酸化鉄の沈殿物が付着して赤みがかっているものもあります。
赤い鉄錆色に染まるので赤沼と名ずけられています。
みどろ(深泥)沼
みどろ(深泥)沼と呼ばれる沼は、3つの色の水の特色を持つ沼です。
この色の違いとしては、微妙な水質や水深の違い、水草の繁茂の違いから生まれてくるものです。
弁天沼
弁天沼は五色沼の中で2番目に大きい沼です。
遠く吾妻の山並みにも望め明るく広いです。
また、五色沼湖群の中でもっとも神秘的な沼といわれているのが、瑠璃沼という沼で見る場所によって水の色が変わってくる沼です。
青沼
青沼は五色沼の中でも大きさとしては小さいですが、最も青白色に光っている沼です。
紅葉の季節には、楓やウルシなどで赤く染まってくるのが柳沼という裏磐梯物産館近くの沼です。
五色沼の特徴
五色沼の特徴としては、コバルト色や青色、銅色などの水をたたえた沼をめぐり沼ごとに色が変わってきます。
季節や天気、時間によっても水面の色が変わるので心が奪われていくようです。
それぞれに違う10あまりの沼をおよそ1時間くらいの時間をかけて遊歩道を散策して歩くことができ、散策では、磐梯山や新緑、紅葉、コース沿いのせせらぎ、野鳥のさえずりなど季節、季節で美しい風景を見ることができます。
神秘的な色の水をたたえた10ヶ所の沼は、毘沙門沼から柳沼まで次々と現れるとても美しい沼巡りです。
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所在地マップ
【所在地】福島県耶麻郡北塩原村大字桧原
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